詩は1921年(大正10年)に、曲は翌年の1922年に作られました。作詞:北原白秋、作曲:中山晋平による童謡ですが、同じ詩に弘田龍太郎が作曲したものもあります。
3番の「お迎い」とはお迎えのことです、これは東京地方の言葉づかいの一つだそうです。
里ごころ(中山 晋平)
うた
演奏
里ごころ
作詞:北原 白秋/作曲:中山 晋平
1
笛や太鼓に さそわれて
山の祭りに 来て見たが
日暮はいやいや 里恋し
風吹きゃ木の葉の 音ばかり
2
母さま恋しと 泣いたれば
どうでもねんねよ お泊りよ
しくしくお背戸に 出て見れば
空には寒い 茜雲
3
雁(かり)雁 棹(さお)になれ さきになれ
お迎いたのむと 言うておくれ
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