瀧 廉太郎の代表作ですが、武島羽衣の歌詞も桜の花の見事さを景色と共に巧く表現しています、目に浮かぶようです。まさに相思相愛の歌詞と曲、とでも言いたくなりますね。
花
うた
演奏
花 作詞 : 武島 羽衣
作曲 : 滝 廉太郎
1 春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしずくも 花と散る
ながめを何に たとうべき
2 見ずやあけぼの 露浴びて
われにもの言う 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳を
3 錦おりなす 長堤に
暮るればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとうべき
うらら ⇒ のどかな日の光や穏やかな空気のこと
見ずや ⇒ 見ることをしないのか=見ないのか
錦 ⇒ 数種類の色糸で、地色と文様を織り出した色鮮やかな絹織物のこと
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