あおげば尊し

童謡・唱歌

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「仰げば尊し」は、1884年(明治17年)に発表された日本の唱歌です。昭和の頃は、卒業式といえば必ずこの歌でした。

先生や友との別れを思い、校歌では泣かなくても、この歌が始まるとすすり泣きが聞こえてきたものです。作詞・作曲者不詳となっていますが、最近の研究で次第に分かってきたこともあるようです。

あおげば尊し


うた


演奏

仰げば尊し  作詞・作曲:不詳

1     
仰げば尊し 我が師の恩
教の庭にも はや幾年
思えばいと疾し この年月
今こそ別れめ いざさらば

2 
互に睦みし 日頃の恩
別るる後にも やよ忘るな
身を立て名をあげ やよ励めよ
今こそ別れめ いざさらば

3 
朝夕馴にし 学びの窓
蛍の灯火 積む白雪
忘るる間ぞなき ゆく年月
今こそ別れめ いざさらば

いと疾し=早いこと・きわめて早いことを意味します。「思えばいと疾し この年月」の意味は「学校で学んでいた時間の、なんと早く過ぎ去ったことか」と、こんな意味です。

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