我等の村(文部省唱歌)

童謡・唱歌

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「我等の村」は、作者名が公表されていない文部省唱歌です。資料によって「昭和7年(1932年)」と「昭和8年(1933年)」の表記がありますが、原典の『新訂尋常小学唱歌 第六学年用』は昭和7年12月刊で、そこに「我等の村」が収録されています。

作詞:不詳
作曲:不詳
文部省唱歌
発表・掲載:昭和7年(1932年)

「我等の村」は、文部省唱歌として作られた唱歌の一つです。昭和7年(1932年)12月刊行の『新訂尋常小学唱歌 第六学年用』に収録されました。同じ巻には「朧月夜」「我は海の子」「故郷」「鎌倉」など、現在も親しまれている唱歌が収められています。

この歌は、子どもたちが暮らす「村」を題材に、身近な自然や人々の営み、ふるさとの風景に目を向ける内容となっています。大きな都市や華やかな世界ではなく、日々の生活の中にある村の姿を歌うことで、郷土への親しみや愛着を感じさせる唱歌です。

「我等の村」が収録された『新訂尋常小学唱歌』では、作詞者・作曲者を個人名で示さず、「文部省唱歌」として扱われています。現在確認できる資料でも、作詞・作曲ともに「不詳」とされています。

昭和初期の学校教育では、唱歌を通して自然や郷土、勤労、国家などさまざまなテーマが取り上げられました。「我等の村」もその時代の教育方針を背景に生まれた作品であり、当時の子どもたちが自分たちの暮らす地域をどのように捉えていたのかを知ることのできる一曲です。

我等の村


うた

                   

演奏

我等の村  文部省唱歌

1 
霞む山べは 紫におい
野べは黄金の 菜の花盛り
春の光は くまなく満ちて
鳴くや鶏 声さえのどか

2 
出でて耕す おとこのために
空のひばりは ひねもす歌い
うちに働く おとめのために
花はまがきの 邊(ほとり)を飾る

3 
富める貧しき 様々なれど
村を愛する 心は一つ
老いも若きも 互に助け
村はさながら 一家のむつび 

4 
ここぞ我等の 生まれしところ
ここぞ我等の 育ちしところ
やがて我等の 力によりて
国のほまれと なすべきところ

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