我等の村

童謡・唱歌

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    1933年(昭和8年)「新訂尋常小学唱歌 第六学年用」に掲載されました。

時代の違う部分は仕方ないですが、故郷を思う気持ちに溢れた歌詞で曲も優しいです。

我等の村


うた

                   

演奏

我等の村  文部省唱歌

1 
霞む山べは 紫におい
野べは黄金の 菜の花盛り
春の光は くまなく満ちて
鳴くや鶏 声さえのどか

2 
出でて耕す おとこのために
空のひばりは ひねもす歌い
うちに働く おとめのために
花はまがきの 邊(ほとり)を飾る

3 
富める貧しき 様々なれど
村を愛する 心は一つ
老いも若きも 互に助け
村はさながら 一家のむつび 

4 
ここぞ我等の 生まれしところ
ここぞ我等の 育ちしところ
やがて我等の 力によりて
国のほまれと なすべきところ

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