ハインリヒ・ハイネが1827年に発表した詩に、フェリックス・メンデルスゾーンが曲を付けた歌(「6つの歌」作品34の2)で世界的にもよく知られています。大変に美しい曲ですがハイネの詩も 曲に負けていません、掲載しませんがドイツ語の原詩直訳でもその良さがわかります。
歌の翼に
歌の翼に
訳詞:門馬 直衛
作曲:フェリックス・メンデルスゾーン
1
歌の翼に 君を送らん
南遥かなる 美(うる)わし国に
花はかおる園に 月影冴え
蓮(はちす)咲き出でて 君を待つよ
蓮咲き出でて 君を待つよ
2
すみれ笑いて 星影仰ぎて
ばらはひそやかに 秘言(ひめごと)ささやく
カモシカ静けく 耳を傾く
清き流れは さやに響く
清き流れは さやに響く
棕櫚(しゅろ)の葉蔭れに 恋に酔いて
ともに憩いて 夢に耽(ふけ)らん
夢に耽らん 夢に
他にも「津川主一」訳詞がよく歌われるようです。これについては著作権保護期間中につき掲載しません。
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