梅に鶯(文部省唱歌)

童謡・唱歌

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作者:文部省唱歌(作詞・作曲者は個人名を記載せず)
発表年:明治44年(1911年)

「梅に鶯(うめにうぐいす)」は、明治44年(1911年)に文部省が刊行した『尋常小学唱歌 第二学年用』に収められた文部省唱歌です。

歌は、春の庭先に咲く梅と、その枝にやって来る鶯を題材にしています。梅の花が咲いた庭に、毎朝のように鶯が訪れ、「ほうほけきょ」と美しい声で鳴く様子が描かれています。さらに、縁側に置かれた籠の中の鶯までが、その声に合わせて鳴くという、ほほえましい情景が歌われています。

「梅に鶯」という取り合わせは、古くから日本人に親しまれてきた春の象徴です。梅の花の香りと鶯の鳴き声を組み合わせることで、冬から春へと季節が移り変わる喜びが感じられます。

明治期の文部省唱歌には、子どもたちに身近な自然や季節を歌わせる作品が数多くあります。「梅に鶯」もその一つで、梅の花と鶯という日本的な題材を通して、春の訪れを素朴に、そして親しみやすく表現した唱歌といえるでしょう。

梅に鶯

                       

梅に鶯  文部省唱歌

1 
日のよくあたる 庭前の
垣根の梅が 咲いてから
毎朝来ては 鶯が
かわいい声で ホウホケキョウ

2 
鳴くのを聞いて 縁側の
籠の中でも 鶯が
垣根の方を 眺めては
調子を合わせて ホウホケキョウ

桜や梅の花などで、「メジロ」が花の蜜を舐めている(吸っている)のを見かけます。このメジロをウグイスと勘違いされることも多いようです。

メジロ   
ウグイス
                                 
野生のウグイスはきれいな声を聞かせてくれますが、すぐ近くで鳴いていてもその姿を見ることはなかなかできません。木の枝や葉っぱに隠れてその中で鳴いていることが多いのです。

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