友だち(文部省唱歌)

童謡・唱歌

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1912年(明治45年)尋常小学唱歌第三学年に掲載

2番の歌詞は古今和歌集の「君ならで 誰にか見せむ梅の花 色をも香をも 知る人ぞ知る」(紀 友則)の一部を引用しています。その意味は「この梅の花を、あなた以外の誰に見せるものか。この美しい色も香も、そのすばらしさを本当に分かってくれるのはあなただけです。」こんな意味になるでしょうか。

心の友とはこの歌のようにあるべし、と言っているのでしょう。

友だち

友だち   文部省唱歌

1 
この手がしわの 裏表
かわらぬ人を 友とせよ
これぞ良き人 良き友と
教えし昔の 言の葉を
忘るなよ 忘るなよ

2  
色も香も知る 君ならで
誰にか見せん 梅の花
心の友は かくこそと
教えし昔の 言の葉を
忘るなよ 忘るなよ

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