この歌は「菊池 寛」の同名小説を元にした映画の主題歌として作られ、1929年(昭和4年)に佐藤千夜子の歌でレコード発売された。
東京行進曲
作詞:西條 八十
作曲:中山 晋平
歌詞については著作権保護期間中のため掲載しません。
「昔恋しい銀座の柳」と歌い出すこの曲ですが、銀座と柳の関係についてです。
明治時代の銀座といえば、煉瓦街とガス灯、それに柳の街路樹でした。なぜ西洋風の煉瓦街に柳が街路樹として植えられたのでしょう。当初は日本を代表する桜や楓、松を植えたのですが、湿地の銀座には根付かず枯れてしまいます、そこで湿気に強い柳が植えられました。
その後も「銀座の柳」は、道路の拡張工事や区画整理、戦争時代の空襲など時代の流れに翻弄され消えてしまうこともありました。しかしその度に保存しようとの人々の力で二度、三度と復活してきたのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿