天竜下れば

流行歌・民謡・古謡

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この元歌は長野県伊那地方の民謡で「伊那節」(古くは御嶽山節)という天竜川下りの歌で、それを元に長田幹彦が歌詞を改め、「天竜下れば」となりました。

作曲は中山晋平で、歌ったのは当時の人気歌手「市丸」です。実はこの二人は同じ長野県出身者で、この歌には特に力を入れていたということです。

天竜川は、諏訪湖に端を発し、中央アルプス木曽山脈と南アルプス赤石山脈の間を流れ、静岡県西部を南流して遠州裁に注ぐ川で、延長213km。 上流の伊那谷では、急流で飯田市を過ぎてからは名勝天竜峡と呼ばれる渓谷があり、「天竜峡ライン下り」として観光客に楽しまれています。 昔は木材を筏に組んで下流に運ぶ「筏流し」として使われました。

天竜下れば


天竜下れば     作詞:作曲 / 長田幹彦:中山晋平                     

1   
ハー 天竜下れば ヨホホイノサッサ
しぶきにぬれてョ 咲いた皐月に
エー 咲いた皐月に 虹の橋
ホンニアレハサノ 虹の橋

2   
ハー 伊那の夕空 ヨホホイノサッサ
あの片しぐれョ 明日は下りじゃ
エー 明日は下りじゃ 笠ほしや
ホンニアレハサノ 笠ほしや

3   
ハー 筏(いかだ)つないだ ヨホホイノサッサ
藤蔓(ふじづる)さえもョ 切れりゃ気になる
エー 切れりゃ気になる 夫婦岩
ホンニアレハサノ 夫婦岩

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