1935年(昭和10年)公開の映画「東海の顔役」の主題歌として、東海林太郎の歌でレコード発売されました。 美空ひばり、神野美伽、島津亜矢など多くの歌手が歌い継いでいる、股旅演歌の代表作とも言える歌でしょう。それぞれの歌手の歌を聞き比べてみるのも楽しいものです。
旅笠道中
作詞:藤田 まさと 作曲:大村 能章
歌詞は著作権保護期間中につき掲載しません。
大村 能章(1893〜1962年)
6才で海軍軍楽隊に入り除隊後は郷里で家業を手伝いながら独学で音楽を続ける。大正15年に上京してからは、長唄などのレコードや無声映画の伴奏音楽作りに励んだ。昭和4年に作曲家として独立して作曲活動を続け、昭和12年には日本歌謡学院を設立して学院長となる。
門下生には音丸、榎本美佐江、菊池章子、織井茂子などがおり、その後の昭和中期を代表する歌手となった。
昭和10年代にヒットした東海林太郎「旅笠道中」「野崎小唄」小畑実の「小判鮫の唄」などを作曲、当時の歌謡曲作第一人者となった。また昭和58年にはそれまで作曲者不詳とされていた「同期の桜」が大村能章の作曲とわかりました。
参考資料:コトバンク
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