作詞:野口雨情(のぐち うじょう)
作曲:中山晋平(なかやま しんぺい)
発表:1922年(大正11年)
詩は児童雑誌『金の塔』11月号に発表され、翌1923年(大正12年)に中山晋平の楽譜集『童謡小曲 第三集』に掲載され、広く知られるようになりました。
「シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ」という明るく親しみやすい歌い出しから始まりますが、続いて「こわれて消えた」「生まれてすぐに こわれて消えた」と歌われ、はかなく消えてしまうシャボン玉に人生の無常や悲しみを重ねたような、深い情感が感じられます。
この歌については、野口雨情が幼くして亡くした我が子への思いを込めた作品だという説もありますが、それを裏付ける確かな資料は確認されておらず、子どもの命や成長を見つめる雨情の優しい心情が表れた作品とされます。
1936年(昭和11年)には作詞者、「野口雨情」本人によってレコーディング時に「シャボン玉」の3・4番の歌詞が追加されているが、今ではほとんど歌われていません。
シャボン玉
シャボン玉 作詞:野口 雨情/作曲:中山 晋平
1
シャボン玉とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
こわれて消えた
2
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
生まれてすぐに
こわれて消えた
風 風吹くな
シャボン玉とばそ
追加された3、4番を記しておきます。
3
シャボン玉とんだ
屋根より高く
ふーわりふわり
つづいて飛んだ
4
シャボン玉いいな
お空にあがる
あがっていって
帰ってこない
ふーわりふわり
シャボン玉とんだ
シャボン玉はいつの時代でも子供たちに人気ですね、近くの公園でも時々シャボン玉を楽しんでいる親子を見かけます。子供だけでなく、大人も童心に帰って楽しんでいます。
あの虹色の球が無数に風に飛ばされているようすは、メルヘンの世界に迷い込んだようです。

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