春のうた

童謡・唱歌

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 この歌の詩と曲は、1922年(大正11年)4月号の「少女号」に掲載されました。
春の陽気と光りに誘われて、見るもの全てが楽しそうに輝いて見える、そんな歌詞です。 


春のうた


うた
                                        


演奏
      

春のうた  作詞:野口 雨情/作曲:草川 信

1 
桜の花の 咲く頃は
うらら うららと 日はうらら
ガラスの窓さえ みなうらら
学校の庭さえ みなうらら

2 
河原で雲雀の 鳴く頃は
うらら うららと 日はうらら
乳牛舎(ちちや)の牛さえ みなうらら
鶏舎(とりや)の鶏さえ みなうらら

3 
畑に菜種の 咲く頃は
うらら うららと 日はうらら
渚の砂さえ みなうらら
どなたの顔さえ みなうらら

はるか昔のことになりますが、田舎の小学校の入学式に母に連れられて行きました。その小学校の校門の脇に小さな桜の木があって、小さいながらも立派に花を咲かせていました。その光景が思い出されます。

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