水車(みずぐるま)
作詞:文部省(作者不詳)
作曲:片山頴太郎
発表年:1932年(昭和7年)
「水車」は、文部省唱歌として昭和7年(1932年)に発表された唱歌です。『新訂尋常小学唱歌』第四学年用に収録されました。作詞者は明記されておらず、文部省唱歌として扱われています。一方、旋律は東京音楽学校の教授などを務めた作曲家・片山頴太郎によるものです。
歌は、「桃の花散る小川の水に 一つかかった水車」という春の情景から始まります。小川の水を受けてゆっくり回る水車と、桃の花が咲く穏やかな春の日が描かれ、素朴でのどかな田園風景が目に浮かびます。
二番では春から夜へと場面が変わり、「月の流れる小川」の水にかかる水車が描かれます。岸辺で鳴く虫の声に合わせるように水車が回り続ける情景には、昼間とは違った静かな趣があります。
「水車」は、自然の風景と生活の道具を結びつけながら、昔の日本の農村風景を子どもたちに伝えた唱歌です。桃の花、小川、水車、春の日、月、虫の声という身近な自然を通して、静かで美しい日本の原風景を感じさせてくれる一曲です。
水 車(みずぐるま) 文部省唱歌
水 車(みずぐるま) 文部省唱歌
1
桃の花散る 小川の水に
一つかかつた 水車(みずぐるま)
のどかに照らす 春の日浴びて
こっとんこっとん 車は廻る
こっとんこっとん 車は廻る
2
月の流れる 小川の水に
一つかかつた 水車
汀(みぎわ)の虫の 鳴く音(ね)につれて
こっとんこっとん 車は廻る
こっとんこっとん 車は廻る
汀(みぎわ)⇒ 海・湖などの水の、陸地と接している所。みずぎわ。なぎさ。
水車や水の利用について参考になるところがあったのでご紹介します。
「知りたくなる水車のお話」

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