霜(文部省唱歌)

童謡・唱歌

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発表年:1912年(大正元年)
文部省唱歌。『尋常小学唱歌 第四学年用』に収録。作者については諸説・資料による表記の違いあり。

「霜」は、1912年(大正元年)12月に刊行された『尋常小学唱歌 第四学年用』に収録された文部省唱歌です。第四学年用には「春の小川」「蚕」「藤の花」「村の鍛冶屋」など、季節や自然、生活を題材とした歌が収められており、「霜」もその一曲として掲載されました。

歌詞では、冬の朝に大地や草木を白く覆う霜の景色を題材に、冷たい空気の中に広がる自然の美しさを描いています。霜という身近な自然現象を通して、冬の訪れや厳しい寒さを感じさせるとともに、清らかで静かな冬の情景を味わえる作品です。

霜           

     文部省唱歌

1 笹の葉の 白きは霜の光にて
  まだ夜は深し、野邊の道、野邊の道

2 有明の 消えにし影を松の葉に
  しばし殘せる、霜の色、霜の色

 笹の葉に霜が降りて白く光っている、その光景は雪国育ちの私にはすぐに目に浮かびます。
まだ一面銀世界の雪国の春、晴れた朝のピーンと張り詰めた痛いほど冷たい空気の中で、笹の葉などが霜でキラキラと光っている光景は清々しいものです。

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