1933年(昭和8年) 「新訂尋常小学唱歌 第六学年用」に掲載されました。瀬戸内海の船の旅、行ってみたくなりますね。
瀬戸内海
瀬戸内海 文部省唱歌
1
のどけき春の 朝ぼらけ
デッキに立ちて 眺むれば
朝日きらめく 波の上
おぼろにかすむ 島山(しまやま)の
影おもむろに 移りゆく
2
前より来たる 白帆(しらほ)かげ
たちまち後(あと)に 消え去りて
遠くかすかに 見えたりし
島影やがて 近づけば
又あらわるる 島いくつ
3
静けき波に 影うつす
緑にまじる 花ざくら
匂う山辺も いつしかに
眺めは変わる おもしろさ
瀬戸内海の 船の旅
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