1924年(大正13年)、「満州唱歌集」に掲載された童謡・唱歌です。
ペチカとはロシア風の暖炉のことで普通は炊事用の炉と一体になっており、炊事用の炉からの暖気がレンガ製の暖炉を通って煙突に抜けるようになっています。その暖炉は室壁の一部ともなっていてレンガからの輻射熱で気持のよい暖かさが長時間得られます。
ペチカ
ペチカ 作詞:北原 白秋/作曲:山田 耕筰
1
雪のふる夜は たのしいペチカ
ペチカ燃えろよ お話しましょ
むかしむかしよ 燃えろよペチカ
2
雪のふる夜は たのしいペチカ
ペチカ燃えろよ おもては寒い
栗や栗やと 呼びますペチカ
3
雪のふる夜は たのしいペチカ
ペチカ燃えろよ じき春来ます
いまに楊も 萌えましょペチカ
4
雪のふる夜は たのしいペチカ
ペチカ燃えろよ 誰だか来ます
お客さまでしょ うれしいペチカ
5
雪のふる夜は たのしいペチカ
ペチカ燃えろよ お話しましょ
火の粉ぱちぱち はねろよペチカ
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