落葉の踊り

童謡・唱歌

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作詞:鹿島鳴秋 
作曲:弘田龍太郎
発表:大正9年(1920年)

「落葉の踊り」は、鹿島鳴秋(かしま めいしゅう)作詞、弘田龍太郎(ひろた りゅうたろう)作曲による童謡です。大正9年(1920年)に発表され、同年10月28日に作曲されて『少女号』大正9年12月号に掲載されたとされています。

歌は、机の上に置き忘れられた赤い人形と、庭から舞い込んでくる落葉を描いた、秋から冬へ移りゆく季節感豊かな作品です。冬の日差しの寂しさの中で、風に舞う落葉を「踊り子」に見立てることで、子どもの目に映る身近な情景が幻想的な世界へと変わっていきます。

鹿島鳴秋の詩には、華やかな秋ではなく、葉が散り始めた晩秋の静けさと哀愁が感じられます。一方、弘田龍太郎の旋律は親しみやすく素朴で、短い曲の中にどこか寂しげな情感を漂わせています。そのため、単なる子どもの歌にとどまらず、日本の童謡らしい叙情性を持った作品として親しまれてきました。

鹿島鳴秋と弘田龍太郎は、「お山のお猿」「金魚のひるね」「お家忘れて」などでも組んでおり、「落葉の踊り」も二人の代表的な童謡作品の一つです。

落葉の踊り   


落葉の踊り  作詞:鹿島 鳴秋/作曲:弘田 龍太郎

机の上に わすられた
赤い人形 眼をあけば
冬の日ざしの さびしさに
庭の落葉が 舞い踊る

机の上に 迷いきた
庭の落葉の 踊り子は
ねんねの歌も うたえねば
赤い人形 見るばかり

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