流れ星

童謡・唱歌

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「佐々木とも」(昭和24年、53歳没)は小さい時から童謡や短歌を作るのが趣味で、大正十一年、童謡「ながれ星」が懸賞童謡一席に当選しました。(二十四歳頃の作品)これに中山晋平が曲をつけ全国的に歌われるようになり、昭和初期には小学唱歌にも選ばれました。

 流れ星


流れ星    
作詞:佐々木 とも(1番) 佐々木 仁(2,3番)
作曲:中山 晋平

1   
くらいみ空の 流れ星
どこへ何しに 行くのでしょ
林のはての 野のはての
誰も知らない 湖に
のどのかわいた お星さま
お水をのみに 参ります

2番、3番は著作権保護期間中のため掲載しません。

後にレコード化する際に「流れ星」は歌詩が一番しかないため、「佐々木 とも」さんの長男である「佐々木 仁」さんが二番、三番を新たに作詩したとのことです。

参考資料 :「池田小百合なっとく童謡・唱歌」

ここでは著作権上掲載していませんが、長男「佐々木 仁」の二番、三番の歌詞、特に三番などは母親を思う気持ちに溢れており、親子ならではの愛情あふれる歌詞となっています。

「佐々木 とも」さんは、童謡や短歌が趣味で自作をたくさん書き留めていた、ということですから他の作品もできることなら拝見したいものです。心優しく想像を膨らませた作品がたくさんあることでしょう。

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