作詞:佐伯孝夫
作曲:佐々木俊一
発表:1935年(昭和10年)
歌唱:児玉好雄

「無情の夢」は、昭和10年(1935年)に発表された流行歌です。作詞は佐伯孝夫、作曲は佐々木俊一。児玉好雄の歌唱によって広く知られるようになりました。

歌の内容は、愛する人と別れた後も、その恋を忘れることができず、深い悲しみに沈む男性の心情を描いたものです。「あきらめましょう」と別れてみても、命をかけた恋だっただけに忘れることができない――という切ない思いが、全編を通して強く表現されています。最後には「男泣き」という言葉が登場し、失恋の苦しみを抑えきれない男性の姿が印象的に描かれています。

作詞の佐伯孝夫と作曲の佐々木俊一は、戦前から数多くの流行歌を手がけたコンビで、「無情の夢」もその代表的な作品の一つです。この歌はその後も春日八郎、フランク永井、石原裕次郎、美空ひばり、佐川満男、ちあきなおみなど、時代を代表する歌手がシングルやアルバムの中でも歌い継いでいる名曲といえるでしょう。

無情の夢


作詞:佐伯 孝夫       作曲:佐々木 俊一
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