「わが母の教え給いし歌」は、ドヴォルザークの全7曲からなる歌曲集「ジプシーの歌(作品55)」の第4曲で、チェコの作詞家アドルフ・ヘイドゥークの詩に曲を付けたものです。
その内容は「年老いた母が私に歌を教えてくれたとき、その目に涙を浮かべていた。今度はその歌を私が子どもに教えようとしているが、母と同じようににじんだ涙が日焼けした頬を流れている」というようなものです。
我が母の教え給いし歌
作詞:アドルフ・ヘイドゥーク
作曲:アントニン・ドヴォルザーク
作曲:アントニン・ドヴォルザーク
この曲は歌のメロディーは2/4拍子ですが、ピアノ伴奏は6/8拍子で書かれている、ちょっと変わった曲となっています。演奏するには最初はちょっと戸惑いますがメロディーは美しく、また伴奏も装飾音符が効果的な曲となっています。
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