三日月さん(野口雨情)

童謡・唱歌

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作詞:野口雨情 
作曲:本居長世
発表:1926年(大正15年)ごろ

「三日月さん」は、童謡作家・野口雨情の詩に、本居長世が曲をつけた作品です。野口雨情は「七つの子」「赤い靴」「十五夜お月さん」など、子どもの心や身近な自然を題材にした数多くの童謡を残しました。本居長世もまた、日本の童謡の創成期を代表する作曲家の一人で、雨情と組んで多くの作品を生み出しています。

題名の「三日月」は、細く弧を描く月を指します。雨情の詩は、こうした月の姿を親しみのある「さん」と呼びかけることで、夜空に浮かぶ三日月を身近な存在として描いています。素朴な言葉の中に、夜の静けさや子どもらしい想像力が感じられる作品です。

本居長世の童謡作品は、日本語の言葉の響きや抑揚を大切にした旋律が特徴で、雨情の詩の持つ情緒を音楽によって引き立てています。「三日月さん」も、月を眺めながら自然と語りかけるような、親しみやすい童謡として味わうことができます。

 三日月さん

三日月さん  作詞:野口雨情/作曲:本居長世         

山の上の三日月さんは
細いこと
柳の葉よりも細いこと
すすきにきられた

山の上の三日月さんは
細いこと
つむいだ糸より細いこと
すすきにきられた

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