作詞:野口雨情
作曲:藤井清水
発表年:1927年(昭和2年)
「子守り星」は、詩人・童謡作家の野口雨情が作詞し、作曲家の藤井清水が曲を付けた童謡です。1927年(昭和2年)の作品で、研究資料では10月10日に作曲されたことが記録されています。
野口雨情は、子どもの世界を題材にしながら、そこに寂しさや親子の情愛、郷愁などを織り込んだ詩を数多く残しました。「子守り星」も、子守歌を思わせる静かな情感を持った作品で、夜空の星を見つめながら子どもを眠りへ誘うような、やさしく幻想的な雰囲気が感じられます。
作曲を担当した藤井清水は、日本の民謡や伝統的な音階を生かした作曲で知られています。「子守り星」でも、日本的な旋律感覚を生かしながら、子守歌らしい穏やかな音楽に仕上げています。研究では、旋律に日本的な音階構造が見られ、伴奏には半音階的な動きも用いられていることが指摘されています。
子守り星
子守り星 作詞:野口雨情/作曲:藤井清水
ゆうべのお星さま 子守り星
子守り星ゃ出たから ねんねしな
ねんねのお歌の 茶畑にゃ
茶の木のぼんぼに かぜはがり
茶の木もぼんぼも ねんねしな
子守り星ゃお空で ぴかりひかる

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