風のあと(北原白秋)

童謡・唱歌

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作詞:北原白秋
作曲:成田為三

『風のあと』は、詩人・北原白秋の詩に、作曲家・成田為三が曲を付けた歌曲です。国立音楽大学付属図書館の「童謡・唱歌索引」にも、この組み合わせが記録されています。また、成田為三の代表作品を収めた『成田爲三名曲集』にも収録されており、成田の歌曲作品の一つとして位置づけられています。

北原白秋は、明治から昭和にかけて活躍した詩人で、独特の美しい言葉と豊かな色彩感覚によって、日本の近代詩や童謡の発展に大きな影響を与えました。一方、成田為三は「浜辺の歌」で広く知られる作曲家で、童謡や唱歌だけでなく、歌曲の分野でも多くの作品を残しています。

『風のあと』では、白秋の詩情豊かな言葉と、成田為三の繊細な旋律が結びつき、風が通り過ぎた後に残る静けさや余韻を感じさせる作品となっています。成田の音楽は、詩の言葉を無理なく生かしながら、情景や心の動きを旋律によって丁寧に表現しています。

 風のあと

風のあと  作詞:北原白秋/作曲:成田為三        

夕日はなやかに
こおろぎ啼く
あわれ ひと日
木の葉ちらし吹き荒(すさ)みたる
風も落ちて
夕日はなやかに
こおろぎ啼く

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