古戦場の秋

童謡・唱歌

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歌詞、メロディー共にしんみりとした、タイトルそのもののような歌です。同じ曲で「葛原しげる」の詩もあります、これも曲とマッチした歌詞でいいです。 

古戦場の秋

 
うた

 
演奏
                                   

古戦場の秋      作詞:作曲/妹尾幸陽:成田為三                      

夕日に赤き 雲を見れば
焼け落つる櫓の 火にも似たり
修羅の矢叫び 今は昔
語るは風の音ぞ

三日月細く 空にかかり
武士(もののふ)の墓に 靄(もや)ぞ暗し
思えば幾とせ 雨に風に
古(ふ)りたる戦場(いくさば)哀れ

古戦場の秋   作詞:葛原しげる           

夕月一つ 空に掛かる
戦場(いくさば)の後に 風ぞ騒ぐ
千草戦(おのの)きて 泣くに似たり
虫もこそ啼けや 虫ぞ 

誰が子ぞ一人 空を仰ぎ
戦場の跡の 風に吹かれ
涙涸れ果てて、心泣くは
雨もこそ降れや 雨ぞ 

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