汽車ポッポ(草川 信)

童謡・唱歌

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「汽車ポッポ」は、「汽車、汽車、ポッポ、ポッポ」の元気な歌い出しで親しまれてきた童謡です。作詞は富原薫、作曲は草川信。昭和13年(1938年)に生まれた歌で、軽快なリズムと汽車の走る様子を思わせる音楽が特徴です。

この歌には、少し意外な誕生の歴史があります。もともとは「兵隊さんの汽車」という題名で、出征する兵士を汽車で送り出す内容の歌でした。戦時中の歌詞には、兵隊を乗せた汽車を日の丸の旗を振って見送る場面が描かれていました。

終戦後、この歌をそのまま歌うことが難しくなったため、富原薫自身によって曲名と歌詞が改められました。現在知られている「汽車ポッポ」では、戦争を思わせる内容がなくなり、汽車に乗って野原や林、山、トンネルを眺めながら走る、子どもたちの楽しい旅の歌へと生まれ変わっています。作曲者・草川信のメロディーはそのまま受け継がれました。

現在の歌詞にある「スピード、スピード」「走れ、走れ、走れ」という言葉からは、蒸気機関車が力強く走る姿と、汽車に乗る子どもの胸の高鳴りが伝わってきます。戦争の時代を経て、同じメロディーが「明るい希望」を歌う作品へと姿を変えたことも、この歌の大きな特徴です。

なお、「汽車ポッポ」は文化庁が選定した「日本の歌百選」にも選ばれています。長い年月を経ても、汽車の力強い走りと子どもたちの弾む心を感じさせる、親しみ深い童謡として歌い継がれています。

汽車ポッポ(草川 信)

作詞:富原 薫
作曲:草川 信
歌詞は著作権保護期間中のため掲載しません。

この「汽車ぽっぽ」は「今は山中 今は浜」の「汽車」と供に、誰もが子供の頃には歌ったことがあるのではないでしょうか。また同じ題名の「汽車ぽっぽ」として「本居長世」作詞作曲の歌もあります、これも軽快で楽しい歌です。(題名の「ぽっぽ」は2曲とも平仮名、カタカナが混在しています)

このリズミカルなメロディーに乗った歌詞を聞いていると、車窓からの風景が見えてくるようです。

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