1937年(昭和12年)にレコード用の童謡「兵隊さんの汽車」として発表されました。歌詞も最初の1行以外は現在のものと大きく異なり、蒸気機関車(汽車)に乗って出征する兵士を見送る内容のものでした。
作詞者の「富原 薫」は静岡県内(現在の御殿場市)で教員として働いており、旧陸軍の演習場があった御殿場線の御殿場駅で見た光景を歌詞にしたということです。
後に童謡歌手の「川田正子」よるレコードが発売され、1945年(昭和20年)の大晦日にNHKラジオの「紅白音楽試合」(NHK紅白歌合戦の前身)で川田によりこの曲が歌われることになりました。
その際に終戦後の時代に合った内容への改作を依頼され、富原自身の手によって現在の題名と歌詞に改められたということです。
(参考資料:Wikipedia)
汽車ポッポ(草川 信)
作詞:富原 薫
作曲:草川 信
歌詞は著作権保護期間中のため掲載しません。
この「汽車ぽっぽ」は「今は山中 今は浜」の「汽車」と供に、誰もが子供の頃には歌ったことがあるのではないでしょうか。また同じ題名の「汽車ぽっぽ」として「本居長世」作詞作曲の歌もあります、これも軽快で楽しい歌です。(題名の「ぽっぽ」は2曲とも平仮名、カタカナが混在しています)
このリズミカルなメロディーに乗った歌詞を聞いていると、車窓からの風景が見えてくるようです。
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