木の芽(文部省唱歌)

童謡・唱歌

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「木の芽」は、昭和7年(1932年)に文部省から刊行された『新訂尋常小学唱歌 第三学年用』に収録された文部省唱歌で、個人の作詞者・作曲者名は明記されていません。第三学年用の教材として、「春が来た」「かがやく光」「摘草」などとともに、春の季節を題材とした歌の一つとして掲載されました。

この歌では、春の雨と朝の光を受けて、木々の新芽が芽吹き、日に日に成長していく様子が描かれています。赤や緑など、さまざまな色の新芽がやがて美しい葉へと育っていく姿を通して、春の自然が持つ生命力と不思議さを感じさせる作品です。

「木の芽」という身近な自然現象を題材にしながら、雨や光、春の力によって植物が成長していく様子を素直な言葉で表現しているところに、この時代の唱歌らしい特色があります。子どもたちが身近な自然に目を向け、季節の移り変わりを感じ取る教材としても親しみやすい歌です。

木の芽(文部省唱歌)

木の芽  文部省唱歌

1 
昨夜(ゆうべ)の雨で 生まれたか
今朝の光で 育ったか
赤や緑や さまざまの
色美しい 木の新芽

2 
日に日に延びる 木の新芽
春の力を 身に受けて
赤も緑も いつしかに
皆美しい 葉となるよ

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