花嫁人形

童謡・唱歌

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作詞:蕗谷虹児(ふきや こうじ)
作曲:杉山長谷夫(すぎやま はせお)

「花嫁人形」は、1927年(昭和2年)に発表された、日本を代表する美しい童謡の一つです。作詞は詩人・画家として知られる蕗谷虹児、作曲は杉山長谷夫です。

蕗谷虹児が少女雑誌『令女界』に発表した詩に、杉山長谷夫が曲をつけたことで、この歌が生まれました。歌詞には「金襴緞子の帯締めながら」など、花嫁の華やかな衣装を思わせる美しい言葉が並びます。

しかし、「花嫁人形」は単に華やかな結婚式を歌った作品ではありません。美しい花嫁姿の中に、どこか寂しさや哀愁が漂っているところに、この歌の大きな魅力があります。

蕗谷虹児は少女時代の美しさや憧れを描いた作品を多く残しており、「花嫁人形」もまた、古き日本の花嫁の姿を人形のように美しく描いた作品として親しまれてきました。

杉山長谷夫の曲も、ゆったりとした美しい旋律で詩の世界を引き立てています。そのため「花嫁人形」は、世代を超えて歌い継がれ、現在でも日本の童謡を代表する名曲の一つとなっています。

華やかさの中に秘められた哀しみと、日本的な美しさを感じさせる「花嫁人形」は、昔の日本の暮らしや花嫁姿を今に伝える、情緒豊かな童謡です。

花嫁人形


作詞:蕗谷 虹児       作曲:杉山 長谷夫
歌詞は著作権保護期間中のため掲載しません。


蕗谷虹児は1898年(明治31年)に、現在の新潟県新発田市で生まれた、「挿絵画家・詩人」です。その新発田市には「蕗谷虹児記念館」があります。私も行ったことがありますが、見るからに優しい、美しい当時の挿絵をたくさん見ることが出来ます。

蕗谷虹児を知る年配の方はもちろん、若い人たちもその絵の魅力に惹きつけられると思います。

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