作詞:西條八十(さいじょう やそ)
作曲:池田不二男(いけだ ふじお)
発表年:1936年(昭和11年)
「花言葉の唄」は、1936年(昭和11年)に発表された昭和初期の流行歌です。新興キネマの映画『初恋日記』の主題歌として、主演の松平晃と伏見信子によって歌われました。作詞は、数多くの童謡や流行歌を手がけた西條八十、作曲は池田不二男です。
昭和11年といえば「2.26事件」勃発の年です、日本は戦争への道を突き進んでいきます。そんな時代背景にできた歌ですが未だに歌われている、というのは時代を超えたこの歌の持つ美しさ、優しさ故でしょう。
曲は軽やかなワルツのリズムにのせて、花に託した乙女心や恋する気持ちを明るく可憐に歌っています。「白い花」「紅い花」「青い花」に、それぞれ別れの涙、うれしい心、悲しい心を重ねるなど、花の色を恋心の象徴として描いているところが大きな特徴です。
花言葉の唄
作詞:西條 八十 作曲:池田 不二男
歌詞は著作権保護期間中のため掲載しません。
「咲いたら上げましょ あの人に」という印象的な言葉も親しまれ、映画とともにこの歌はヒットしました。昭和初期の華やかな雰囲気と、花を愛でながら恋心を表現する日本的な情緒が感じられる一曲であり、歌詞も可愛らしく清楚な内容で、学校の教材にもなるような歌です。

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