五月の歌

童謡・唱歌

t f B! P L

この歌は昭和二十二年の「六年生の音楽」に「五月の歌」として掲載されました。

原曲はモーツァルトの「春へのあこがれ」です。この歌のオーヴァベックの詩では5月の草木の緑や、スミレの花を待ちわびる思いが綴られています。それに対して青柳善吾の訳詞では季節はまさに五月でそれを満喫している、待ちわびるのではなく「五月そのものの歌」となっています。

五月の歌


五月の歌   作詞:作曲/青柳 善吾:モーツァルト

楽しや五月 草木は萌え
小川の岸に すみれ匂う
やさしき花を 見つつ行けば
心もかろし そぞろあるき

うれしや五月 日影は映え
若葉の森に 小鳥うたう
そよ風わたる 木かげ行けば
心もすずし そぞろ歩き

QooQ