アヴェ・マリア (バッハ /グノー)

外国民謡・讃美歌・歌曲

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作曲者:シャルル・グノー(1818–1893)
作曲年:1852~1853年

「アヴェ・マリア (バッハ /グノー) 」は、フランスの作曲家シャルル・グノーが作曲した、世界的に親しまれている名曲です。作曲は1852~1853年で、最初は《バッハの第1前奏曲による瞑想曲》という題名で発表されました。

この曲の大きな特徴はグノーがこの曲を作る約130年前に、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》第1番の前奏曲を伴奏として、グノーが新たに作った美しい旋律を被せた楽曲なのです。

つまり伴奏部分はバッハの曲で、流れる旋律はグノー作曲ということです。バッハの前奏曲が静かに流れる上に、グノーの穏やかで祈りに満ちた旋律が重なり、独特の美しい響きを生み出しています。

その後、グノーはこの作品を改訂し、1859年にラテン語の祈祷文「アヴェ・マリア」を旋律に合わせた形にしました。これが現在広く知られている「アヴェ・マリア (バッハ /グノー)」 です。

アヴェ・マリア(バッハ/グノー)



なお、「アヴェ・マリア」という題名からバッハが作曲した宗教曲と思われることがありますが、バッハ自身が「アヴェ・マリア」という曲を作曲したわけではありません。この曲を発表したのはグノーであり、その伴奏としてバッハの前奏曲が使われた、ということです。

静かなバッハの和音の流れと、グノーによる優美な旋律が重なり合う「アヴェ・マリア (バッハ /グノー)」 は、クラシック音楽の中でも特に親しみやすく、結婚式や教会などでも演奏される、祈りと安らぎを感じさせる作品として今日まで愛されています。

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