朝日は昇りぬ

童謡・唱歌

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1913年(大正2)年の「尋常小学唱歌(五)」に掲載されました。

その時は「朝の歌」という題名でしたが後の唱歌の本に同名の歌が載ることになり、そこで「朝日は昇りぬ」に改名されたということです。

朝日は昇りぬ


朝日は昇りぬ  文部省唱歌

1 
朝日は昇りぬ 日は出でぬ
海には 帆綱をたぐり上げ
追手に帆あげて船出する
海士人今や勇むらん

2 
朝日は昇りぬ 日は出でぬ
山には 小牛を追いながら
朝露踏分け登りゆく
少女(おとめ)の歌や高からん

3 
朝日は昇りぬ 日は出でぬ
町には 工場の笛鳴りて
今しも薄らぐ朝靄に
機械の音や響くらん

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