あの町この町

童謡・唱歌

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「あの町この町」は、作詞・野口雨情、作曲・中山晋平による、日本を代表する童謡の一つです。大正時代に発表され、子どものころの懐かしい風景や、夕暮れどきの町の情景を思わせる歌として、長く親しまれてきました。

歌詞には、「あの町」「この町」といった身近な言葉が繰り返し登場し、夕暮れの町を眺めながら、家路を急ぐ子どもたちの姿が浮かびます。素朴で親しみやすい言葉の中に、どこか寂しさや郷愁が感じられるのが、この歌の大きな魅力です。

野口雨情は、日常の風景や子どもの心を題材に、素朴でありながら深い情感を持つ童謡を数多く残しました。「あの町この町」もその代表作で、穏やかなメロディーと相まって、幼いころの思い出や故郷への懐かしさを呼び起こします。

現在でも、昔ながらの日本の町並みや夕暮れの風景を思い浮かべながら歌うと、時代を越えた温かさと郷愁を味わうことができる作品です。

あの町この町

あの町この町  作詞: 野口 雨情/作曲: 中山 晋平

1 
あの町 この町
日が暮れる 日が暮れる
今きた この道
かえりゃんせ かえりゃんせ

2 
お家が だんだん
遠くなる 遠くなる
今きた この道
かえりゃんせ かえりゃんせ

3 
お空に ゆうべの
星が出る 星が出る
今きた この道
かえりゃんせ かえりゃんせ

1924年(大正13年)に発表となった「野口雨情」「中山晋平」コンビのしっとりとした童謡です。前年の1923年(大正12)9月1日には「関東大震災」が起きています。

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