秋はゆく

童謡・唱歌

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1932年(昭和7年)発表

作曲者「草川 信」について

長野県上水内郡長野町(現長野市)生まれる。長野師範学校附属小学校(信州大学教育学部附属長野小学校)、旧制長野中学(長野県長野高等学校の前身)から東京音楽学校(東京芸術大学音楽学部の前身)に進み、バイオリンとピアノを習う。

その後は高等学校の教職の傍ら、東京音楽学校管弦楽団などで演奏家として活動、雑誌「赤い鳥」にも参加し童謡の作曲を手がける。故郷の長野市往生寺境内に「夕焼けの鐘」「夕焼小焼」の歌碑がある。(参考資料:Wikipedia、他) 

主な作品として「ゆりかごの唄」「離れ小島の」「ふぶきの晩」「夕焼小焼」「汽車ポッポ」「緑のそよ風」「春のうた」「どこかで春が」など多数あります。

秋はゆく


秋はゆく   作詞:川路 柳虹/作曲:草川 信

秋は逝く 秋はゆく
雨さめざめと 森に泣き
風がねごとを 木につたふ

ひとり燃たる 蔦かづら
老いて淋しき 幹により
木の葉みな土に
朽つるを眺めたり

かえれ小鳥よ 秋はゆく
わが人よ 都を去りて幾月ぞ
幾月ぞ

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