大正10年(1921年)11月 作曲
和風と洋風の曲調を併せ持ったメロディーで、途中でテンポが大きく変わるのもこの歌の特徴です。
哀 別
哀 別 作詞:野口雨情/作曲:本居長世
海は見たれど 海照らず
山は見たれど 山照らず
時雨の雲の 雨の戸に
わがためぬれた 人もあり
中仙道は 山の国
常陸鹿島は 海の国
これがたまたま 五十里の
山を越えたる 別れかよ
山を越えたる 別れかよ
ああ別れかよ ああ別れかよ
烏しば啼く しばらくは
山のあなたで 啼けばよい
今宵一夜を 哀別の
涙で共に 語ろうよ
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