1933年(昭和8年)「新訂尋常小学唱歌」 第五学年用に掲載される。
秋の山の情景をうまく表現した歌詞と明るいメロディーで、いかにも文部省唱歌という感じです。
秋の山
うた
演奏
秋の山 文部省唱歌
1
風清く 日はうららかに
黄櫨(はじ)の葉の 紅(くれない)匂う
うつくしき 秋の山
花すすき 分けて登れば
かたはらの 森の中に
けたたまし 百舌(もず)の声
2
打続く 峰また峰も
赤と黄の 織りなす錦
かがやける 秋の山
眺めつつ しばし憩えば
足もとの 草の蔭に
ほそぼそと 虫の声
はじ(黄櫨)⇒ はぜ(黄櫨の木)の別名
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