スキーの歌(輝く日の影 はゆる野山)

童謡・唱歌

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作詞:林 柳波  (1892ー1974)
作曲:橋本國彦(1904ー1949)
初出:1932年(昭和7年)文部省『新訂尋常小学唱歌』第六学年用

この曲「スキーの歌(輝く日の影 はゆる野山)」が発表された1932年(昭和7年)は、唱歌教育にとって一つの転換期でした。明治期に作られた『尋常小学唱歌』を改訂する形で『新訂尋常小学唱歌』が編纂され、昭和7年に各学年の教科書が発行されました。

その中で第六学年用に収録された新しい曲の一つが「スキーの歌」で、戦前の唱歌として歴史的価値を持つだけではなく、1977年告示の「小学校学習指導要領」から現在まで第5学年の共通教材として取り上げられています。

スキーの歌 


歌詞は著作権保護期間中につき掲載しません。

 作詞を担当した林柳波は、明治から昭和にかけて活躍した詩人・作詞家で、「スキーの歌」では、雪山を滑走するスキーの爽快感を、当時の言葉遣いを生かしながら描いています。

歌詞に登場する「はゆる」は、現在ではあまり使われない言葉ですが、ここでは「光を受けて輝く、映える」という意味になり、「輝く日の影 はゆる野山」という冒頭は、太陽の光を受けて雪山や野山が輝いている情景を表しています。 

作曲の橋本國彦は、東京音楽学校(現在の東京藝術大学)で学んだ作曲家・ヴァイオリニストです。橋本は歌曲や管弦楽曲など幅広い作品を残しており、「スキーの歌」のほかにも林柳波の詩による作品を作曲しています。

なお、「山は白銀 朝日を浴びて」で始まる《スキー》「作詞:時雨音羽、作曲:平井康三郎、1942年(昭和17年)発表」とは異なる作品です。

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