早おきどけい(チックタック チックタック ぼーんぼん)

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作詞:富原 薫(ふはら かおる)(1905~1975)
作曲:河村 光陽(かわむら こうよう)(1897~1946)
発表:1937年(昭和12年)

『早おきどけい』は、昭和12年(1937年)に発表された日本の童謡です。キングレコードからレコード化され、当時の童謡歌手・「河村順子」の歌によって広まりました。

「河村順子」は「河村光陽」の娘で、童謡歌手として活動しており、『早起き時計』の初期のレコード吹き込みにも関わっています。資料によれば、1937年、河村順子の歌でキングレコードからレコーディングされたことが確認されています。 

この歌の最大の特徴は、冒頭の「チックタック チックタック ぼーんぼん」という時計の音を表現した言葉です。このような「擬音語」(音や声を言葉で表現するもの)を歌の冒頭に置くことで、子どもたちにも時計の動きがすぐにイメージできるようになっています。

続いて、夜が明けて朝になり、子どもたちが元気に起きて、学校へ向かうという場面が描かれます。単に「早起きをしましょう」と教えるだけではなく、時計が鳴る → 朝になる → 子どもが起きる → 太陽が昇る → 学校へ行くという流れで、一日の始まりを生き生きと描いているところが、この歌の魅力です。

『早おきどけい』が発表された1937年(昭和12年)は、昭和の童謡史においても印象的な年でした。この年には『早おきどけい』のほか、『かもめの水兵さん』『赤い帽子白い帽子』『仲よし小道』など、河村光陽が作曲した童謡が次々と発表されています。

 早おきどけい


 作詞者・「富原 薫」は、静岡県出身の作詞家・学校教員です。『早おきどけい』が発表された1937年は、富原薫にとって童謡作詞家として活躍していた時期でした。同じ1937年には、富原薫作詞・草川信作曲の『汽車ぽっぽ』につながる作品(兵隊さんの汽車)も生まれています。

作曲者・「河村光陽」は、福岡県出身の童謡作曲家・音楽教育家です。本名は河村直則。小学校教師を務めながら音楽を学び、東京音楽学校の選科を修了。その後、児童の音楽指導や作曲活動を行いました。1936年(昭和11年)からキングレコードの専属作曲家となり、数多くの童謡を世に送り出しました。

代表作には『うれしいひなまつり』『かもめの水兵さん』『赤い帽子白い帽子』『仲よし小道』『りんごのひとりごと』などがあり『早おきどけい』も、こうした河村光陽の代表的な童謡作品の一つです。

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