山のあなたを(作曲:成田為三)

童謡・唱歌

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作詞:北原白秋
作曲:成田為三
発表年:1919年(大正8年)

「山のあなたを」は、詩人・北原白秋の詩に、作曲家・成田為三が曲をつけた童謡です。1919年(大正8年)8月発行の雑誌『赤い鳥』に、成田為三の作品として掲載されたことが確認されています。

歌詞は「山のあなたを見わたせば」と始まり、山の向こうに広がる自然の風景を眺めながら、遠くへの憧れや静かな心の動きを感じさせる作品です。北原白秋らしい豊かな言葉の響きと、成田為三の穏やかで美しい旋律が調和し、自然の情景を音楽によって鮮やかに描き出しています。

成田為三は、『赤い鳥』の童謡運動に関わり、「かなりや」など多くの童謡を作曲しました。「山のあなたを」もその時期の作品の一つで、大正期の童謡が持っていた、子どものための歌でありながら芸術性も大切にするという特色をよく表しており、当時としてはモダンな感じになっています。

この同じ歌詞に弘田龍太郎が曲を付けた歌もあります、こちらは和風な郷愁を誘うメロディーで全く違った感じです。(弘田龍太郎の曲に移動)聴き比べてみてください。

山のあなたを(成田為三)

山のあなたを  
作詞:北原 白秋/作曲:成田 為三

山のあなたを 見わたせば
あの山恋し 里こいし

山のあなたの 青空よ
どうして入日が 遠ござる

山のあなたの ふるさとよ
あの山恋し 母こいし

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