早 春(文部省唱歌)

童謡・唱歌

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1943年(昭和18年)国民学校・初等科音楽4

雪国の山村に待ちに待った春がやっと近づいてきた、そんな様子が美しいメロディーに乗って伝わってきます。曲も古い感じはなく、今でも自然に歌えるのではないでしょうか。

早 春


早 春  文部省唱歌

1 
襟ふく風は 寒けれど
雪消(ゆきげ)の庭に 白梅の
つぼみ優しく ふくらみぬ
春来たるらし 音もなく

2 
小川の岸の 厚氷
いつしか解けて 葦の芽も
姿ゆかしく もえ出でぬ
春来たるらし わが村に

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