1911年(明治44年)に「尋常小学唱歌(二)」で発表された唱歌で、2007年(平成19年)には日本の歌百選に選ばれています。
高野 辰之・岡野 貞一の2人による作詞・作曲は他にも「故郷(ふるさと)」、「春が来た」、「春の小川」、「朧月夜(おぼろづきよ)」など多数の名曲を残しています。
紅葉(もみじ)
うた
演奏
紅葉(もみじ) 作詞 : 高野 辰之/作曲 : 岡野 貞一
1
秋の夕日に 照る山紅葉
濃いも薄いも 数ある中に
松をいろどる 楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの 裾模様(すそもよう)
2
渓(たに)の流れに 散り浮く紅葉
波にゆられて 離れて寄って
赤や黄色の 色様々に
水の上にも 織(お)る錦(にしき)
1番の歌い出しで、「秋の夕日に照る山紅葉」とありますが、これは「秋の夕日にヤマモミジが照らされている」ということであって、「秋の夕日に照らされている、山にあるモミジ」ではありません。ここの解釈に引っかかったので多数調べてみましたが、間違いないようです。
ヤマモミジ(カエデ科 カエデ属)
日本固有種のモミジです。北海道と青森県から鳥取県にかけての日本海側で、おもに山地の谷間や斜面に分布しています。
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