1896年(明治29年)に発行された新編教育唱歌集の第三集に収録されましたが、この曲は日本人が作曲した初めての三拍子の曲とされています。
この歌詞は、広島市の暁橋(通称・めがね橋)から見た風景をもとに作られました。
港
港 作詞:旗野十一郎/作曲:吉田 信太
1
空も港も 夜ははれて
月に数ます 船のかげ
端艇の通い にぎやかに
寄せくる波も 黄金なり
2
林なしたる 帆柱に
花と見まごう 船旗章
積荷の歌の にぎわいて
港はいつも 春なれや
端艇(はしけ)⇒ 波止場と本船との間を往復して、旅客・貨物を運ぶ小舟のことです。
2番の歌詞については、「林 柳波」の補作した歌詞(昭和22年発行)が現在では一般的になっていますが、著作権保護期間中のため掲載しません。
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