作詞:武内俊子(たけうち としこ)
作曲:河村光陽(かわむら こうよう)
「かもめの水兵さん」は、1937年(昭和12年)に発表された、武内俊子作詞・河村光陽作曲の童謡です。河村順子の歌によってレコード化され、たちまち多くの子どもたちに親しまれました。
この歌が生まれるきっかけとなったのは、武内俊子が横浜港で見たカモメの姿だったと伝えられています。白い帽子、白いシャツ、白い服を着ているように見えるカモメを「水兵さん」に見立て、波の上を元気に動き回る様子を、子どもにも分かりやすい楽しい言葉で描きました。
特に「チャップ チャップ」という波の音を思わせる表現が印象的で、白いカモメたちが海の上を並んで浮かんだり、波を越えたりする情景が目に浮かびます。素朴で親しみやすい歌詞と軽快なメロディーが魅力で、世代を越えて歌い継がれてきました。
作詞者の武内俊子は、「赤い帽子白い帽子」や「りんごのひとりごと」など、子どもたちに愛される童謡を数多く残した童謡詩人です。「かもめの水兵さん」も、海とカモメという身近な風景を、子どもの想像力で楽しい歌の世界へと変えた代表作の一つといえるでしょう。
2007年には「日本の歌百選」にも選ばれ、現在も童謡の名曲として親しまれています。
かもめの水兵さん
かもめの水兵さん 作詞:武内 俊子/作曲:河村 光陽
1
かもめの水兵さん ならんだ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波に チャップ チャップ
うかんでる
2
かもめの水兵さん かけあし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波を チャップ チャップ
越えてゆく
3
かもめの水兵さん ずぶぬれ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波で チャップ チャップ
おせんたく
4
かもめの水兵さん なかよし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波に チャップ チャップ
揺れている

0 件のコメント:
コメントを投稿