この歌は1881年(明治14年)発行の「小学唱歌集」初編に「美しき」という曲名で掲載されました。 スコットランド民謡 で「The Blue Bells of Scotland」という曲名で、そのまま訳すと「スコットランドの釣鐘草」となります。
その歌詞の内容は戦争に行った恋人を思い、彼の帰りを待つ女性の心境を歌った愛の歌です。ここに記した他にも「津川主一」「堀内敬三」「野口耽介」などの訳詞もありますが、著作権保護期間中なので掲載しません。
美しき(スコットランドの釣鐘草)
美しき 訳詞:稲垣千頴 スコットランド民謡
1
美しき わが子やいずこ
美しき わが上(かみ)の子は
弓とりて 君のみさきに
勇みたちて 別れ行きにけり
2
美しき わが子やいずこ
美しき わが中の子は
太刀(たち)はきて 君のみもとに
勇みたちて 別れ行きにけり
3
美しき わが子やいずこ
美しき わが末の子は
矛(ほこ)とりて 君のみあとに
勇みたちて 別れ行きにけり
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