雨に咲く花

流行歌・民謡・古謡

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「雨に咲く花」は、1935年(昭和10年)に発表された歌謡曲です。作詞は高橋掬太郎、作曲は池田不二男。新興映画「突破無電」の主題歌として、「関 種子」の歌で発表されました。和製タンゴのリズムを取り入れた、昭和初期を代表する流行歌の一つです。

歌詞は、別れてしまった恋人への未練と、もう一度だけ会いたいという切ない思いを、「雨に打たれて咲く花」に重ねて描いています。「雨に咲く花」は、苦しい境遇の中でも消えることのない恋心を象徴する存在として歌われています。

作詞を手がけた高橋掬太郎は、昭和初期から数多くの流行歌を生み出した作詞家です。一方、作曲の池田不二男は、当時「原野為二」の名でも活動しており、高橋掬太郎とのコンビで「並木の雨」なども手がけました。

その後、1960年(昭和35年)に井上ひろしがカバー。昭和30年代の歌謡曲として再び注目され、広く親しまれる曲となりました。その後も渡哲也、美空ひばり、ちあきなおみ、小林旭など多くの歌手に歌われています。

昭和初期の流行歌らしい哀愁を帯びた旋律と、雨に咲く花に恋心を託した印象的な歌詞が、この曲の大きな魅力です。

雨に咲く花


作詞:高橋 掬太郎
作曲:池田 不二男
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