雨傘唐傘

童謡・唱歌

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作詞:武内俊子
作曲:河村光陽
発表年:昭和15年(1940年)頃 

「雨傘唐傘(あまがさからかさ)」は、武内俊子の詞に河村光陽が曲をつけた、雨の日の情景を描いた童謡です。作品は、雨の降る夕暮れに、子どもたちが傘をさして父親を迎えに行くという、温かく微笑ましい場面を歌っています。

歌詞には「雨がさからかさ」「かさの波」「おかさの行列」など、色彩豊かでリズミカルな言葉が登場し、たくさんの傘が並んで歩く様子が目に浮かびます。

特に印象的なのは父親を迎えに行く子どもの喜びや、雨の中を飛び交うつばめ、停車場の垣根に咲くバラなど、身近な風景が楽しく描かれているところです。雨の日を単なる憂うつな時間としてではなく、子どもにとっての楽しい出来事として描いているところです。

作曲者の河村光陽は、「かもめの水兵さん」「赤い帽子白い帽子」「りんごのひとりごと」「船頭さん」など、武内俊子と数多くの童謡を残しました。河村の親しみやすい旋律と、武内俊子の情景豊かな詞が組み合わさることで、「雨傘唐傘」も子どもたちが楽しく口ずさめる作品となっています。

また、この歌は河村光陽の長女・河村順子の歌唱によるレコードでも知られています。後年の音源にも収録されており、昭和の童謡として長く親しまれてきたことがわかります。

雨の夕暮れ、父親を迎えに行く子どもたち。傘を並べて歩く姿には、家族を思う温かな心と、雨の日ならではの楽しさが感じられます。

雨傘唐傘

                                                   

雨傘唐傘  作詞:武内 俊子/作曲:河村 光陽

1 
雨傘唐傘 傘さして
父さん迎えにいきましょう
雨が降る降る日暮れ道
つんつん燕の宙がえり

2 
雨傘唐傘 傘の波
お傘の行列ならんでく
私は父さんお迎えに
あの子は母さんお迎えに

3 
雨傘唐傘 傘あげて
父さんここよと呼びましょう
雨が降る降る停車場の
垣根に綺麗な薔薇の花

4 
雨傘唐傘 傘廻そ
父さんお帰りうれしいな
燕来い来いここまで来い
一緒にお家へ帰りましょう

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