この歌は 1939年(昭和14年)に発表された「由利あけみ」の歌です。その内容は江戸時代初期に長崎に在住していたイタリア人と日本人の混血女性で、後にジャカルタへ追放された「じゃがたらお春」をモデルとしています。
長崎物語
作詞:梅木 三郎 作曲:佐々木 俊一
歌詞は著作権保護期間中のため掲載しません。
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じゃがたらお春
江戸幕府はキリシタン取締のために1639年(寛永16年)イギリス人,オランダ人などと結婚した日本人およびその混血児ら32人を追放し、その中に15歳のお春や母、姉もいたとされます。
追放後にジャカルタから故郷の人々に宛てたとされる「じゃがたら文」によって知られ、お春は江戸幕府により故郷と引き離された悲劇の少女として知られることになりました。しかしお春のじゃがたら文は、長崎の文人「西川如見」による創作といわれており、また実際のお春は21歳で結婚し、4男3女をもうけてかなり裕福な生涯を送ったようです。
(参考資料:コトバンク・朝日日本歴史人物事典「ジャガタラお春」)
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