主人は冷たい土の中に

外国民謡・讃美歌・歌曲

t f B! P L
作詞・作曲:スティーブン・コリンズ・フォスター(1826 - 1864)
作曲年:1852年
原題:Massa's in de Cold Ground

「主人は冷たい土の中に」は、アメリカの作曲家スティーブン・フォスターが1852年に作詞・作曲した歌曲です。フォスターは「故郷の人々(スワニー河)」などで知られる19世紀アメリカを代表する歌曲作家で、この作品も彼が手がけたプランテーション・ソングの一つで、1852年にニューヨークから出版されました。

曲は、亡くなった「主人」を慕い、その死を悲しむ人々の姿を歌ったもので、哀しみを帯びた素朴で美しい旋律が特徴です。原題の「Massa」は「Master(主人)」を表す当時の黒人英語の表現で、作品には当時のアメリカ南部の奴隷制度を背景とした表現が含まれています。現在では、この時代背景や人種表現についても考慮して扱われる作品です。

フォスターは1852年、南部への旅行から戻った後にこの曲を発表したとされており、同年6月29日に著作権登録、7月7日に著作権用の楽譜が提出されています。

主人は冷たい土の中に



ここでは著作権の問題があるので掲載しませんが、日本語訳詞は「武井君子」の「静かに眠れ」が広く知られ、音楽の教科書にも採用されています。また勝承夫や並木祐一、水田詩仙の訳詞もよく知られています。他にも「春風」(加藤義清:作詞)はこの旋律を用いていますが、歌詞は原曲とはまったくちがうものです。

QooQ